2019年12月11日
こんにちは!aillyの齋藤マキです。
先日、仲良しの理系美容家かおりさん主催のRe:美活会 「自分に合ったクレンジングが科学的にわかる美容講座」 に参加しました。
特に東京に行くようになってから、 開発系の美容のお知り合いと交流させていただく機会が増えて、 新しい視点と知見が刺激的で、とても勉強になります。
理系美容家のかおりさんもそのお一人で、 「美容リテラシーの向上」という大きな大義を掲げて活動されている女性です。
理系だけど、文系の私にもわかりやすくかみ砕いて、納得できる形でお伝えしてくださいますし、 彼女自身も消費者目線をしっかりとお持ちなので、柔軟さがあり、非常に相談しやすい方なんです。
さて、そんなかおりさんと長年開発者として数多くの化粧品を世に生み出されてきたというたろさんとのコラボ 「自分に合ったクレンジングが科学的にわかる美容講座」 に参加してまいりました!
私自身、スキンケアプログラムでも「クレンジングがなにより大事だよー」という話を させていただくことが多いです。
それは自分の体感でもありますし、お客様の肌を見てもその部分で劇的に改善されることが多いから。
そんなクレンジングが科学的どのように処方されているかを教えていただきました。
基本的な考え方としては 「肌についた汚れを浮かせて落とす」
肌の上にベタっとついた汚れ(体内からの皮脂や化粧品など)に対して、 クレンジング成分がどのような角度で入り込むかによって、
すっきり落ちるか、汚れが落ち切らないかが決まるということでした。 (難しそうな式がありましたが、文系の私にはこのレベルにしか理解できなかった・・・)
ついた汚れはしっかり落とす。←これを基本!として、
もし、しっかりメイクの方が 石鹸だけでメイクを落とそうとしたら、 落ち切れずにトラブルになったり 落ちたとしても力技で肌への負担が大きくなってしまったりすることもあります。
もし、薄いメイクの方が 洗浄力高めのクレンジングを毎日のように使っていたら、 肌自体が持つうるおい成分(細胞間脂質など)まで流れてしまい乾燥肌になってしまう可能性もあります。
自分にあうクレンジングは メイク料に対して、クレンジング料が適切かどうか、ということが科学的にも言えますね。
歴史や理論を一通り学んだあとは、楽しい実験タイム。
ゆで卵にメイクをしてみて、様々なタイプのクレンジングで落ち具合を検証します。
私の卵ちゃん、ちゃんとアーガイルメイク®になっているんだー♡
すべて試すことができなかったのですが、私が使ったのはこの2種類。 見事にすっきり、おちてるでしょ?!
■アジュバン クリアジェル クレンジング
あとふき取りの ■IGNIS サニーサワーデュオ クレンジングローション も予想に反して、非常に気持ちよく落ちました!!
実験ではゆで卵を使用したので、洗浄力という点ではわかるものの、 肌への馴染み具合や洗いあがりの感じはわからないんですね。
そこで私が気づいたのは 私がクレンジングを選ぶにあたって重要視していることは
①自分のメイクが落ちること
②使用感(肌へのなじみ、テクスチャー)
③洗いあがりの肌の感じ と段階があるのだということ。
この実験では、②や③がわからなかったので、 これだけじゃ実際に自分に合うとまでは言い切れないなーと思ったんです。
そして面白いことに、実験終了後の皆さんのクレンジングを選ぶ基準を伺うと 「香り」という方や「美容成分」という方など、 実はこの項目や順位自体が違っていて、
人によって、クレンジングを選ぶ軸そのもの(優先順位)が違うんだなーという再発見がありました!
「自分に合ったクレンジング」は自分のメイクを落とす目的を果たせること。
これが機能的には必須条件にはなると思います。
しかし、それだけではなく、
■使用感 ■洗いあがりの感じ ■香り ■美容成分 ■ブランド
など、 まずは自分が心地よく感じる何かを知ることが大切なのではないでしょうか。 (この観点はどうでもいいなーという感覚も含めて)
その上で、 選択時の優先順位自体を知っておくことが、 自分に合ったベストクレンジングを選び続けるために必要だと感じました。
これは知識で得られることではなく、ご本人の体感次第ですので、 その軸をつくっていくにはスキンケアプログラムをおすすめします!
今回新たに仕入れた内容も含めて、受講生にはお伝えしていきますね!!
今日も最後までお読みくださりありがとうございました!