2018年11月20日
「女性らしくなりたい」
ふと、そんな衝動に駆られて、メイクを頑張ってみたいけれど、どう頑張ったらいいのか分からない。
なんてことはありませんか?
間違った頑張り方によって残念な方向へ突っ走る方も少なくありません。
aillyのレッスンは、
メイク自体を楽しんでもらう前に、
「間違ったメイクをすることことでの無駄な労力を減らしてほしい」
そんな想いが強いです。
今日は
「女性らしさが欲しい方に知っておいて欲しいたった1つのこと」をお伝えします。
それは、
「アイメイクだけを頑張らない!」
ということです。
他も頑張りましょう、という意味ではなく、
アイメイク<だけ>を頑張ることで残念になっている場合が多いということです。
聞いたことがあるかもしれませんが、メイクの7割はベースメイクで決まると言われています。
それは面積の割合でも言えることでしょうし、肌の美しさが重要という意味でも。
そしてもう1つ、やはり骨格的な理由からも
そうであると言えるのです。
先日、造形学の観点から顔の立体を理解するセミナーへ行ってきました。
「顔は立体」
私が行なっているアーガイルメイクレッスンではしつこく言います。
メイクがうまくいかない原因は、
「自分のことを知らないから!」
そして
「顔が立体であるということを本当の意味で理解してないから」
ということが根幹にあるからです。
メイクを頑張ろうと思った時に、
アイラインの引き方やアイカラーのテクニックにウエイトを置きがちですが、そこは最重要ではありません。
今回受講したセミナーは、メイクとは直接的に関係がありませんが、造形学の先生がどんな風に立体を表現するのかが気になって参加してきたんですが、
「アイメイクだけを頑張らない!」
ベースメイクに力を入れるべき明確な理由がここにありました。
男性と女性の顔、何によって違いが出るかわかりますか??
この2つは、左が欧米人男性、右が欧米人女性の骨格を表しています。
顔の立体感が違いますね。
もちろん、この上につく肌の色や質感、毛の生え方でも違いますが、メインは骨格の違いです。
私たちは普段、より「女性らしさ」を求めて、メイクをすると思います。
では、その女性らしさを何で創ろうとするかというと、大概の場合「アイメイク」で頑張ろうとするわけです。
しかし、私はここに大きな落とし穴があると思っています。
某有名アスリートの女性が、たまにメイクをしてテレビに出られているんですが、ものすごく違和感を感じることがあります。
その理由は、
アイシャドウをして~
アイラインを引いて~
つけまつげをしっかりつけて~
って<アイメイクだけ>をひたすら頑張っているからなんです。
アスリートの方って、一般女性よりも身体を絞ってるからお顔も女性らしい肉感が少なかったり、リキむことが多いからお顔の筋肉も張っていたりします。
骨格が男性的になりがちなんですね。
そこに、アイメイクだけをするものだから、とってつけたような違和感になる。
一般女性でも「メイクするとオネエっぽくなる」と感じられてる方は多いですが、(私もその口でした笑)
この理由も同じです!
しかし、この女性アスリートの方も雑誌の企画などで改めてプロの方にメイクをしてもらっている写真を見ると、
やはりベースメイクからちゃんと作り込まれているので、ちゃんと元々の素材の魅力を活かしたお顔になるわけです。
ブログでは書きにくいので、どなたのことかは直接聞いてくださいね(笑)
この4人の写真を見て誰かわかりますか?
これだけではよく分からないですよね?
女性か男性かを推測するのも難しいかと思います。
実はこの4人、下町ロケットに出てる俳優さんと女優さんでした。
たまたまドラマを見ていて立川談春さんが案外可愛らしい目をしているなぁと思って作りました。
このように目の形だけでは男女差ってあまり現れません。
それよりも引きで見た時の、肌質や毛質の方が要因としては大きいですね。
先ほどの男性と女性の像では、目は特に細かく描写されていませんでしたが、それでも女性と男性を区別して認識できるということは、
目の形よりも輪郭、骨格や筋肉のつき方、
特に脂肪のつき方が重要ということです。
●「女性らしさ」は目だけでは作れない
●「女性らしさ」は骨格で作る
●「女性らしさ」は特に脂肪でつくる
これからメイクをちょこっと頑張ろうと思われていらっしゃる方は
アイメイクの前に、ベースメイクに着目してみてください♡
私が考える、女性らしさは、「肉感」です。
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骨格メイク・アーガイルメイクレッスン恵比寿&神戸 Beauty Lesson ailly